応急処置

サバイバル時にケガなどしてしまうと、すぐに病院や適切な治療を受けることが出来ないために、化膿してより悪くしてしまったり、最悪の場合には死にいたることもあります。ここでは、知っておきたい応急処置を紹介していきます。

応急処置の基本

応急処置の基本の事を、Rest(安静)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫)、Elevation(高く)の4つの頭文字からRICE処置といいます。

R=傷めた箇所を安静にしておきます。無理に動かしてしまうと、痛みや腫れ、出血がひどくなる場合があります。

I=傷めた箇所を冷やすことで血管が収縮して、腫れ、内出血、痛みを抑えてくれる効果があります。

C=傷めた箇所をテープや包帯で圧迫して、内出血や腫れを抑えます。圧迫し過ぎの場合もあるので注意が必要です。

E=傷めた箇所をできるだけ心臓より高くしておきます。腫れ、内出血、痛みを抑えてくれます。

捻挫や打撲をした直後には、その箇所をアイシングして内出血を抑えて痛みをやわらげるのですが、内出血が止まったら、今度は逆に、その箇所を温めて血行を良くして、回復を助けるようにしましょう。

すぐに治療を受けられないサバイバル状況では応急手当で生死がわかれる事もあるかもしれません。このRICE処置をしっかり覚えておきましょう。

その他の処置

人工呼吸・心臓マッサージ

人工呼吸を行う時に大切な事はまず安全の確保をすることです。

次はABC診断というもので、 ABC診断とは

AIRWAY(気道)=まず気道を確認します。この際、中に何もつまっていないかを確認しておきます。

BREATHING(呼吸)=呼吸の確認をするには胸の動きを見たり、口や鼻から息をしているかを確認します。

CIRCULATION(脈拍)=脈拍は規則正しく脈を打っているか確認します。

の3つの頭文字をとったものです。

脈があって、呼吸が止まってしまっている場合には気道に何も入っていないことを確認してから、人工呼吸を行います。

人工呼吸をする時は、頭を後ろに傾けて、鼻をつまんで5秒に一回ぐらいのペースで息を吹き込みます。この時に息を吹き返してきたら人工呼吸を止めます。

呼吸と脈拍どちらも止まってしまっている場合には心臓マッサージを行います。これを行う時には脈拍が止まっていることが条件なので、脈拍があるときは絶対に心臓マッサージを行っていけません。心臓マッサージは胸骨の下の部分に手を当てて、1分間に80回ぐらいのペースで行います。

また、1人でやる場合は15回に2回人工呼吸します。2人の場合は5回に1回人工呼吸をします。

ストッキングは包帯にもなります

お尻部分から太ももの半分ぐらいまでを切って、お尻だった部分を頭に被せ、太ももの部分を結めば頭の包帯になります。
太ももからすねまでを切って、穴に腕を通せば腕の包帯にもなります。
また膝の下部分から足先までを切って、指の穴を開ければ手の包帯にもなります。

日射病・熱射病の対応

風通しの良い涼しい木の下や、日陰がないならタープの中などの場所に寝かせて、ネクタイ、ブラジャーのホックをはずして、ベルトをゆるめ、ズボンもゆるめます。

高くなった体温を下げるために、少しずつ全身に水をかけてあげたり、水に濡らした冷たいタオルなどで体を冷やします。また、全身マッサージしてあげると早く体温が下がります。

また 吐き気や嘔吐のある場合には、静かに顔を横向けにして昏睡体位をとらせます。

痙攣がひどい時には、舌を噛んでしまわないように歯の間にタオルなど何かをかませておきます。

顔が青白区なっているときには足元を高くして寝かせます。

意識がハッキリしていて、汗が出ている時には、スポーツドリンクや食塩水を飲ませて、安静にして寝かせておきます。

つまったときの対処法

食べ物が喉につまってしまったと時には相手の頭を低くして、何度か背中を叩きます。これでも詰まった物が取れない時は相手の後ろに立って、胸骨の下に拳を入れて、もう片方の手で拳を押さえてから、引き上げるように押します。

相手の意識が無くなっている時には指やピンセットで直接取り出します。取り出した後も、呼吸が止まっているようなら人工呼吸をします。

もし、自分が喉につまらせてしまったら、落ち着いて手で腹部を押してみて、なんとか取り出せるよう挑戦してみましょう。

ヘビに噛まれた場合の対処法

蛇にかまれた場合には、毒蛇だと血清がないので、生死に関わる危険な状態になってしまう場合がありますので一刻も早い応急処置をします。

手足を噛まれた時は、噛まれた傷の上と下に指一本くらいの長さで圧迫帯をしておきます。一つしか無い場合には、噛まれた場所よりも心臓に近い所を縛ります。

この時に、きつく縛りますが、血の流れを妨げてはいけません。また、アイスパック等があるなら傷口の上に当てて冷やします。可能なら、毒を傷口から吸い出しておきます。口の中の傷口からも毒が入ってしまう可能性があるので、飲み込まないで吐き出すようにして下さい。

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2018/6/4 更新

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